2020.02.20
スタッフブログイベント
毎年2月末の恒例行事、1年間学んだ成果を発表するための機会である「修了展」が2月20日に開催されました。
高等部1年次の今年のテーマは、「オリジナルTシャツプロモーション企画コンテスト」です。
単にTシャツのデザインを考えるだけではなく、どうやったらそのTシャツをアピールし、
売り上げにつなげることができるのかというところまでを考え、プレゼンをします。
「文化祭のTシャツを作ろう!」といった学生的なノリではなく、他にないような個性的なデザインを生み出し、
その商品を売るところまでをきちんと計画する、ハイレベルなプロジェクトを考え出さなくてはなりません。
審査を担当してくださったのは、高い技術とノウハウを持ち、高品質なオリジナルプリン
ト事業を展開する企業、オリジナルラボ株式会社さま。
実際にプロフェッショナルとして、デザインやマーケティングの現場で働く方々が、
学生たちのプレゼンを聞き、その内容を評価してくださいました。
評価の基準は、プレゼンの内容に「独創性が感じられるか」「実現性はどれくらいあるのか」というところ。
学生の個性を尊重しながらも、厳しい基準で審査していただきました。
学生たちは、自分の個性を最大限に反映させたデザインを考案し、「どう見せれば気に入ってもらえるのか」
「どうやったら売れるのか」と、自分自身がTシャツを選ぶ基準なども踏まえてプロジェクトを表現し、アピールにつなげました。
厳正なる審査の結果、優秀賞2名、最優秀賞1名が決定。
優秀賞に選ばれたのは、中川瑠梨さん、近藤奏衣さん。栄えある最優秀賞には、近藤百々華さんが選ばれました。
学生のプレゼンを見て感銘を受けたと語る、オリジナルラボの宮下さまは、3名のプレゼンについて、
「みなさんのプレゼンのレベルの高さに非常に驚きました。
中でも上位3名の方のプレゼン内容は、企業側からも参考になるというレベルで秀逸だったと思います。
個性を生かしつつ、理にかなった販売方法まできちんと考案されていました。
内容はもちろんですが、それ以上に素晴らしかったのが、プレゼン能力の高さです。
ご自身の伝えたいことを的確に、イメージできる形で発表してくれました。仕事柄、大学生のプレゼンなどを聞くこともあるのですが、
レベル的にはほとんど差がありません。このやり方を、今後も磨いていってほしいと思います」
と、最高の評価をしてくださいました。
審査を担当してくださった他のみなさまも同様に、
「実現性の高いプロジェクトが多く、とてもよく考えられていると感じました」
「コンテストなので会えて順位を付けましたが、どのプレゼンにも参考になる部分があり
、クラス全体が高いレベルで学んでいると思いました」
と、こちらも高評価。
優秀賞の3名だけでなく、全体がしっかりと1年間の成果を見せることができたようです。
コンテスト全体を振り返って、担当の丹原絵里嘉先生は、
「授業で学んだ内容を生かしてくれたのはもちろんですが、それらにプラスアルファで中身の濃いプレゼンを見せてくれました。
これからさらにたくさんのことを楽しみながら学んで、将来に役立ててほしいですね」
という感想を述べてくれました。
コンテスト終了後は、参加者一同で記念撮影。
ファッションの楽しさ、奥深さを学んだ1年を締めくくり、学生たちはさらなる挑戦のために、次のステージにステップアップします。
オリジナルTシャツの作成プリントTMIX
https://tmix.jp/product_categories/1