2024.01.17
イベント
ヴィーナスアカデミー高等部では、在学中から実践的なスキルを養うプロジェクトを数多く実施しています!
〈1.「BunBu学院Jr.中目黒園」様に、衣装制作&提供!〉
今回のプロジェクトの成果発表は……中目黒駅から徒歩約7分に位置する認可保育園・「BunBu学院Jr.中目黒園」様!
高等部1年生Aクラスは、4歳児クラスさんに「好きな食べ物」をテーマに、
高等部1年次Bクラスは、5歳児クラスさんに「将来の夢」をテーマに衣装を制作しました。
23年12月23日のクリスマス会にて、ファッションショーが行われました。
メンバーが制作した衣装を園児の皆さんがまとい、
さらにはヴィーナスアカデミー生がヘア&メイクもトータルでプロデュースさせていただきました!
保護者様が、スマホを構えてかたずをのんで見守るなか……
いよいよ、待ちに待ったクリスマス発表会がスタート!
ファッションショーでは、花道を堂々と歩く園児さんたち。
颯爽と歩いたら、正面ステージでポージングも!
「か、可愛いすぎる!」と、ヴィーナスアカデミーメンバーからも思わず笑顔がこぼれます!!!
また、保護者様の中には、涙を浮かべる方々もいらっしゃいました。
こうして、ファッショショーは大きな拍手に包まれてフィナーレを迎えました!
クリスマスファッションショーを終えたばかりの、高等部メンバーにインタビュー!
〈2.Bクラス 村田さん&黒澤さんチーム〉
――― ふたりが担当した作品は?
黒澤さん「バナナです!ショー全体のテーマは『好きな食べ物』です」
――― 第4タームのプロジェクトとして取り組んでいるかと思いますが、いつから準備していましたか?
村田さん「10月頃からです!」
――― プロジェクトで大変だったことは?
黒澤さん「お子さんの希望が『バナナ』でしたが、どうしたらバナナに似せられるかを考え、アニメ映画のキャラクターからヒントをもらいました。
単に黄色のワンカラーでまとめるだけでなく、フードがあるものを選んで、着る子の可愛らしさが引き立つように工夫しました!」
村田さん
「事前に平均身長は知らされていましたが、実際にどんな子が着るかは分かりませんでした。なので、想像力を働かせながらスタイリングしました!」
――― 今回のプロジェクトの学びを教えて!
村田さん
「これまで、メイクをするときは同年代か年上の人だけでした。
大人は、自分の希望と違うときに『イメージと合わない』など言えると思いますが、子どもはイヤでも上手く伝えられないことがあると感じました。
なので、年下のモデルさんであればあるほど、相手の気持ちを配慮してあげることが大切だなと分かりました」とコメント!
〈3.Bクラス 海老澤さん&佐々木さん〉
――― テーマを教えてください。
海老澤さん「『トマト』です。衣装は、赤と緑を取り入れて分かりやすく、かつ着る子に喜んでもらおうと思い、トップスにリボンをつけました!」
――― ヘア&メイクのポイントは?
佐々木さん
「ヘアは、三つ編みです。寝起きだったので、もともと分け目がしっかりとついていたのに苦戦しましたが、可愛くできたと思います!」
――― 学びは?
佐々木さん
「担当したお子さんは、4歳なのでこちらが質問しても上手く答えられないことがありました。
コミュニケーションを取れるように、こちらが、わかりやすい言葉で聞いてあげるなど相手に寄り添うことが大切だなと思いました!」
海老澤さん「メイク時間の最後は笑顔になってくれることが多く、頑張ってきて良かったな!と思いました」
〈4.Aクラス 遠藤さん「バスケット選手」〉
テーマは「バスケット選手」。
「メンズメイクは初めてでした!私が担当した子は、とても素直。顔に星をペイントしてもいい?と聞くと、喜んでメイクさせてくれました。
ヘアはワックスをつけて、スポーツ選手らしいカッコいいスタイルに仕上げています」と、遠藤さん。
〈5.Aクラス 西野さん「サッカー選手」〉
「末っ子なので、これまで年下の子と触れ合う機会がありませんでした。
最初は、大丈夫かな?と心配でしたが、話しやすいお子さんだったのでスムーズにできました」と西野さん。
特に、「編み込み」ヘアスタイルには力を入れました!
「子どもたちにどう接していいか分からなかったのですが、話しながらメイクすることで、距離を縮められたと思います!」
〈6.Aクラス 宗像さん「自衛隊」〉
「『自衛隊』をテーマに、迷彩のズボンに緑のTシャツを用意しました。
会ったときから、すごく元気で物怖じしない子だったので、コミュニケーションは取りやすかったです」と話す宗像さん。
「初めてのメンズメイクでしたが、『傷メイクをしてみたい!』など、積極的に意見を言ってくれてありがたかったです。
茶色のアイラインとリップで、急遽傷メイクにもチャレンジ。喜んでもらえて良かったです!!」と達成感を得ていました。
授業を監修する丹原講師は、「BunBu学院Jr.中目黒園さんには子どもが大変お世話になっており、今回の産学協同プロジェクトをご快諾くださいました。
同園では、着なくなった“おさがり”を集めているのですが、プロジェクトにあたりご提供いただきました。
おさがりのアイテムは、ヴィーナスアカデミー生がリメイクに使わせていただき、スタイリングで活用するなどサステナブルなショーになりました。
メンバーたちも、限られた時間・予算で、満足度の高い提案をしてくれたと思います」と太鼓判をおしました。
「幼いモデルさんであればあるほど、相手に寄り添い配慮することが大切!」
「年齢に関わらず、好き・嫌いや希望はあるから、しっかりとコミュニケーションをとる!」など、たくさんの学びを得られた本プロジェクト。
在学中から、実践的なプロジェクトを経験することで、企業への就職や、ヘアメイク・スタイリストとしてキャリアを築くうえでも、とっても役に立ちます!
認可保育園・「BunBu学院Jr.中目黒園」様、貴重な機会をいただきありがとうございました!
【SPECIAL THANKS】
認可保育園・BunBu学院Jr.中目黒園 様
https://niliabunny.com/nakameguroen/